応用光学懇談会について

応用光学懇談会は、関西を中心とした光学技術者・研究者の集まりです。1975年から30年以上にわたり、毎年数回の講演会や見学会を開催して、光学を中心とした情報の交換や技術者・研究者の連携をはかっています。
 この会は、レーザが発振して15年が経って光技術が注目され始めたころ、大阪大学の故鈴木達朗先生が各方面に働きかけて作られました。その後、半導体レーザや光通信、光ディスク、ディジタルカメラ、各種ディスプレイなど光技術のめざましい発展が実現されました。本会でもこれらに関係した講演が数多く行われ、その発展の一端を担ってきました。
2013年現在、既に145回を超える講演会が行われています。会員数約80名、賛助会員9団体が参加して活発な活動を行っています。また、光技術の一層の発展を目指して、応用物理学会や日本光学会をはじめとする光関係の学会などとの連携を図っています。最近では、会員からの要望に応えて、微細加工技術・生物研究・考古学などと光技術との関連についての講演も行われています。これらは、光を応用した新しい研究の広がりを示しています。21世紀は光技術が主役であるとも考えられています。この会では、このような多方面への応用を含めて、光技術の一層の発展の一翼を担っていきたいと考えています。

戻る